今日は病院に来ています。

ドトールでコーヒー飲みながら診察の時間を待っています。

隣の席のおじいさんは一人なのに誰を相手しているように話しているし。

で、ちらっと見てみると認知症のパンフレットもってらっしゃいました。


昨年の9月に髄膜炎で入院、容体が安定したので退院してから3か月。

退院直後はしんどかった体調も随分と落ち着いてきました。

ただ、正直髄膜炎の後遺症はまだあれこれ残っている訳でして・・・


その中でも特に困っているのは目のトラブル。 

眼科のお医者様のお話では視神経が腫れているそうです。 

落ち着くまでまだかかりそうですが 今日はその中でも特に困った複視のお話です。

 
複視とは簡単に言うと「物が二重に見えてしまう症状」。

人間はふつう二つの目でそれぞれ物を認識して頭で2つの画像を無意識に合成しているそうです。

複視はそれができなくなる症状、詳しくは下記リンクで確認してみてください。

日本眼科学会 複視

http://www.nichigan.or.jp/public/disease/hoka_w-vision.jsp 


入院中に複視の症状が出たとき正直びっくりしました。

髄膜炎の後遺症で複視が残る方もいるそうなのでこのまま治らないのかなと思いました。
 
距離の誤差が少ない近い物を見ると1つに見えるですけど。

3m以上離れたものを見ると右と左で同じものにピントを合わせて視界のなかに2つの物が見える。

今までと見え方が違うので不思議な感じですよ。


例えるならばライカなんかのレンジファインダーカメラで距離計が壊れてピントが合わなくなった状態ですね。

機械なら調整すれば直りますが人間だとそうもいかないので・・・・

特に神経なので調子が悪くなると治らないか、治るまでに時間がかかる。


この複視ですが実生活で非常に不便します。

立体的に物をとらえることがむずかしくなるので距離感がつかみにくいのでよろけやすくなります。

また、目が非常に疲れます。

その後症状が軽くなってほとんど気にならなくなったのは幸いでしたが、、退院してしばらくはこのまま複視が残ったらどうしようかなと不安でした。

趣味の釣りなんてやるのが大変になりますもんね。


ちなみにネットで調べると複視で不便されている方もたくさんいるみたいです。

自分もあれこれ調べて神経のトラブルにはビタミンB12が効果的だそうなので薬を飲んでいました。

このビタミンB12の薬が効果的だったのかわからないのですが体調の回復に合わせて症状が軽減されてきました。

ちなみにサプリメントぐらいじゃビタミンB12の含有量が少なくてあまり効果ないそうです。


ちなみにビタミンB12の薬といえば、病院で処方してもらえる薬だとメチコバール。

このメチコバールは入院中は貧血気味だったので2日に1回注射してもらっていました。

市販薬でメチコバールと同じぐらいの含有量のあるビタミン剤で有名なのはエーザイのナポリンシリーズです。

ただこのナポリン結構高いんですよね。

自分は同じ含有量で少し安価なサンドラックオリジナルのビタロークEXP錠を毎日服用しています。