経営再建中のシャープがとうとう台湾の鴻海の出資を受け入れて傘下になるみたいですね。
以前から話がでていたことなのでやっとこさ話がまとまったという感じです。
TVのニュースを見ていてちょっと違和感を感じたのは街頭インタビューの内容。
インタビューに答えていた人の意見が、「日本国内のメーカーが外資に買収されるのは残念だ。」とか「日本の技術が海外に流失するのは困りますね。」というもの。
個人的にはシャープというメーカーの製品を結構愛用しているユーザーだと思うんですが、ちょっと違和感を感じしてしまいました。
マスコミの意図として外資に買収されるのに反対する世間一般の声ってものを電波に流したいんだと感じてしまいました。
今のところ鴻海に出資を受けても現在の経営陣は退陣しない。
また、「シャープ」というブランドも残るようです。
あと大事なのは事業の分割や切り売りも行わない模様です。
それに対して産業改革機構の再建案だと国内電機業界の再編と海外への技術流失防止がメインのようなイメージを受けます。
今までユニークな製品を数々出してきた「シャープ」というブランドにはあまり価値をおいていないような印象を受けます。
実際にどちらの再建案がよかったのかという結果はある程度の年数が必要になるんでしょうけど。
シャープのファンとしては、ブランドがなくなるのはさびしいですよね。
かってのキャッチコピーである「目の付けどころがシャープでしょ。」と言われるようなプロダクトをまた世に問えるようなメーカーとして復活してほしいとな思ってます。